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OFF考察

◇主にバッター
□感情・表情
製作者インタビューによると「かなりモンスターだけど感情はある」らしい。
ならzone3の「聖なる怒りを喰らうがいい」とかも任務を下した何者かの怒りを代理で喰らわしてやるぜじゃなくて俺の怒りを喰らえってことでよかったのか?
 「怒り」=バッターの怒りとおくならば
・無辜のエルセンを殺したことへの怒り  
かなり人間味がある、ありすぎて少し沿わない? バーントしてないエルセンは守るべきと感情で思っているパターン。
・(世界の部品としての)エルセンを殺したことへの怒り  
ガーディアンやクイーンに対しての(抱いているとしたら)それと似たような怒り。維持するべき世界を壊したことへ。  
最終的には浄化して消すものなのに怒っているというのはシステム的なのか人間味なのか微妙なところ。
・亡霊の存在への怒り  
亡霊がいることが許せない。口に出したのがこのときなだけであって常にそう思っている。エルセンが目の前で殺されたとかは特に関係ない。
ボスでなく亡霊戦でしゃべるのは宿舎と住宅街と坑道、共通点はイベント戦闘なことだけ=特に規則性はなし? ウィンドウに出てないだけでいつも何か言ってはいる可能性。
住宅街では「不浄の獣ども」でまあ平常運転か。
坑道では「俺は許しの代弁者」「痛ましい姿」など言うことが多少優しい。許し=浄化=滅ぼすという認識?
「怒りを喰らえ」と「許しの代弁者」は微妙に食い違う。
怒りは自身の感情/許しは任務を下したものの意思 とすれば辻褄は合うけど任務でなく私情で浄化を行ったことになる。進むにつれおかしくなっているのなら狂気の片鱗?

バッターが感情らしきもの見せたのってジェットコースターの写真が最初だと思ってたけど、ガーディアンたちはプレイヤーのことを認識していないようでもあるのでデーダンに「ニヤニヤ笑い」って言われてたのがバッターのことだったのだろうか。なら浄化が楽しいと感じている?

□狂える浄化の化身
PCバッターとの差異
1.姿 明らかに人型ではない、服装は一応原型が残っている、目が開いている
2.バットの有無 手がかぎづめになって持てなくなった? にしてはホームランしてくる
3.アド‐オンの協力の有無 目を使うと存在は確認出来るらしいが何もしてこないし姿も見えない

○1について
あの姿何かに似てますね、そうzone3のシュガー不足バーント。手のシルエットといい脚の形といい強いて言えば頭的な部位が伸びてるところといいそっくり。
つまりこうだ、バッターはシュガー不足。
それはさておき、あれはジャッジから見た姿だという説を聞く。(ジャッジを選んで負けるとバッターエンドになるので戦闘後に見た目が戻っていることになるらしい。未確認)
そしてデーダンに「亡霊の親玉」、シュガーに「おっきくてこわーいアヒルちゃん」と呼ばれてたことから最初からプレイヤー以外にはああだったとかいう説も聞くが、その場合エルセンたちの反応がおかしくなる。あれと出会ってあれが神聖な任務がどうたらとか言ってるのに「宗教関係の方ですか?」は度胸あるねどころじゃない。
また住宅街でもバットが危険な物体だと言ってくるので少なくともエルセンには人型で見えてるようだ。
その理屈でいくとジャッジからもzone0では人型に見えていたと思われる(バットに言及している)。

姿といえば目と口の端がつながっているのはデーダンに、脚の形はヤフェトの脚にも似ている。探せばイーノック似のところもあるかもしれないが探しきれなかった。
強いて言えば体勢(右側に体を向けて両手を出している)が追いかけてくる際のイーノックと近いかという程度。しかし体勢はそれこそカルヴァリー・バーントの方がよほど似ている?
また歯を剥いているのもあるがそれを言い出すと多くの亡霊やグールがそう。
求む続報。あの世界では姿に大した意味はないというような考察も見るが。

あとOFF世界で「目があるけど閉じている」のはバッターだけ。盲目の亡霊がバッテンだから微妙だけどそれ以外は亡霊含めてもいない。
眉+目にしろ四つ目にしろ目+デイゲーム対策にしろとにかく瞼を閉じてはいる。狂える浄化の化身バッターは目が開いている。黒目はない。
逆にクイーンは「顔的な部位があるのに顔はない」で、アルパゴン(アルマにいる四つ足)がよく見えない、パステル・バーントが顔別添え、zone3セクレタリーが顔面つぶれていると微妙範囲が少し広い。ちなみにシュガーは戦闘ドットでよく見ると目が光っている。
だからなんだと言われれば何とも答えられないのだけれども。
うわごとの可能性もあるとはいえ「あなたの目にそっくり」という言葉を発した方も発された方も目が描かれていないのにはなにかあるのだろうか。

○2について(バット)
バットなしでのホームランはホームランと呼んでいいのだろうか……。
異形バッターは右腕が大きくなっていて、また普通バッターも戦闘ドットを見る限り右打ち。なのでおそらく肥大化した右手でカキーンとやっているのだと思われる。
なぜバットを手放しているかについては、まあ手の形が変わって持てなくなったから(持ってると絵的におかしいから)だろうとは思う。しかし別の案を一つ挙げたい。
The roomで手に入る漫画では、野球選手の格好をした「ボールマン」が悪者。漫画の悪役と同じ格好をしているからバッターはヒューゴやあの世界にとって悪(の象徴)という考察はよく見る。
が、逆にあの格好や名前は「ボールマン」と対立するものの象徴だとは考えられないだろうか。「ボール」と対立して打ち倒すものとしての「バット」ということで。
そしてその悪役を打ち倒すものを持たないということはもうプレイヤーに選ばれなかった、あるいは異形化した時点でその資格を失ったことの表れなのでは?
他に別の競技(=別の土俵)で戦う「ボクサー」に対し同じ競技で戦う「バッター」とか見た目のよく似たたくさんの敵に単騎で立ち向かう点や名前の綴りがボクサーとバッターでは似ている
など考えてはいたが、ボールマンは普通にバットを持ってるので説としては微妙。まあ一応残しておきたいので。

○3について(アド-オン)
アルファと会った際のジャッジのセリフ「プレイヤー、この世界の法則に従わない君であれば」をみるに、アド-オンはバッターではなくプレイヤーの方に従っている→プレイヤーから離れたバッターには手を貸さない ということでいいのだろうか。
どうでもいいけどこのときの「私の柔らかな毛でおおわれた背の後ろで上下しているだろう」というセリフなぜか好き。あと手に入れようと苦労したってジャッジなんであれゲットしようとしてたんだ?
バッターもパーティに加えたときではなく亡霊と戦った後に「このアド-オンは俺の味方なのか」と言っている辺りアルファがパーティに入ったことは戦闘前には認識できてなかった感がある。

そうなるとクイーンに従ってるあれらはどうなんだ&じゃあなんでジャッジの味方にはならなかったんだという疑問が出てくるのでまず前者から。
最初に出会った時のジャッジのセリフを思い出してみよう。「そこのアド-オン球と呼ばれる奇妙な物体」。うん、なるほど丸いね。円に見えるけど実は球らしい。三次元だね。
じゃあ次にクイーンのアド-オンの形を思い出してみよう。クイーンの体に巻き付いててまるで美しい紋様のようなあれ。うん。少なくとも球ではないね。
つまりバッターのアド-オンとクイーンのそれらは別の種類なのでは? 球タイプと紋タイプ?とでは形だけでなく仕様も違うとかで。プレイヤー用と管理者用。

後者は状況証拠すらないので憶測。アド-オンは「操り人形」と「プレイヤー」の双方が揃わないと起動しないものでは? 
またバッター戦で目を使うと「バッターのアドオンたち」と出る辺り「所有はバッター・命令権はプレイヤー」という感じになっているのではないだろうか。
所有はあくまでもあっちなのであっちサイドから動かないが命令権は持たないので攻撃もしない、みたいな。
ちなみに最終戦の曲名が『Avatar Beat』であることからジャッジも何者かのavatar(=後ろにプレイヤー的な存在がいる)なのではないか的な考察もあるらしいのでその線で行くとこの節全体的に瓦解します。
しかしそうおくとなんでジャッジがアド-オンを手に入れようとしたのかってのは分かるような分からんような……。
どうして手に入れられなかったのかは謎になるけども。
待ってくれ浄化の手助けをして得するやつっていうともしやアド-オンは猿の手先……? だからジャッジでなくバッターwithプレイヤーに従った……のか?
oh......。